愛知県三河の安城市桜井の肝臓、消化器の専門 「ひこぼし内科クリニック」。肝臓内科、消化器内科、内科。

ひこぼし内科クリニック

2024年度インフルエンザ予防接種のWEB予約について

インフルエンザ予防接種WEB予約を9/18より開始いたします。
昨年度に引き続き当院診察券をお持ちの小学生以上の方に限らせて頂きますのでご了承下さい。

10月上旬から11月下旬までインフルエンザ接種日を設けておりますが、10月12日(土)午後と11月9日(土)午後以外は通常診療も行います。その際は通常診療の方が優先となりますのでご了承下さい。
2回接種を希望される小学生(望ましい間隔は2〜4週間とされています)は、WEBで1回目と2回目の予約を同時にお取り下さい。

【費用】1回4000円

・65歳以上の方は各自治体発行の「高齢者インフルエンザ予防接種予診票」を忘れずにお持ち下さい。
・安城市以外に在住の65歳以上の方で「高齢者インフルエンザ予防接種予診票」を利用される場合は、事前にお住まいの地域の保健センターで広域接種の手続きが必要です。接種は10月15日以降となります。

当日は受付時に診察券、母子手帳(高校生以下)、お持ちの方は接種券(自治体もしくは企業発行)をご提出下さい。

〜令和6年度新型コロナワクチンの予約を開始しました。〜

令和6年度新型コロナワクチンの予約を開始しました。 ファイザー社オミクロン株JN.1系統対応1価ワクチンを使用します。当院定期通院中の方は定期診察の際に予約をお取りしております。定期受診されていない方は直接来院して予約を取って頂く必要があります(保険証、診察券ならびに接種券をご持参下さい)。 電話での予約は受け付けておりませんので御了承下さい。

【対象者】
@ 65歳以上の方
A 60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される障害を有する方(身体障害者手帳1級程度)

【接種開始予定日】 令和6年11月1日(金)
【料金】2000円*対象者以外の方については、任意の予防接種となります。
当院の診察券をお持ちの方は、当院での接種歴のない方もご予約頂けます。

〜発熱にて受診の方へ〜

37.5度以上の発熱にて当院受診希望の方は、まずご自宅からお電話下さい。
(0566‐73‐3377)
診察可能な時間をお知らせしますので、お車で来院して頂き、必要な場合はコロナ抗原検査を行わせて頂きます。新型コロナウイルス感染拡大防止にご理解とご協力をよろしくお願いします。

 2024年10月からの長期収載品の選定療養について

診療報酬改定に基づき、2024年10月から後発医薬品(ジェネリック医薬品)がある薬剤で、先発医薬品を希望される場合、選定療養費として後発医薬品と先発医薬品の差額の1/4に相当する金額を御負担頂く制度が始まりました。当院は院外処方のため調剤薬局で御負担が発生します。
■対象となる医薬品
・後発医薬品上市後5年を経過した長期収載品
・後発医薬品上市後5年を経過していなくても、置換が50%に達している場合
(ただし医師が医療上の必要性があると判断し長期収載品を処方した場合や、後発医薬品の提供が困難な場合は対象外となります。)

 医療DX推進体制整備について

質の高い診療を実施するため、オンライン資格確認等から取得する情報を活用して診療をおこなっています。また、マイナ保険証利用を促進するなど医療DXを通じて、より安心で安全な医療を提供できるよう取り組んでいます

 イネ科植物による花粉症

専門分野を尋ねられた際には消化器病、特に肝臓病ですと返答していますが、実は40年にもおよぶ花粉症罹患歴を有しております。豊富な(!?)実体験に基づくという意味では、アレルギーが最も得意な分野かもしれません。この時期の花粉症についてお話させて頂きます。

イネ科植物による花粉症とは
5月後半となり、スギ花粉やヒノキ花粉が飛散する季節が過ぎたはずなのに、くしゃみ、鼻水、鼻閉、眼の痒み、咽頭の違和感や空咳などの症状に悩んでる……。もしかしたら、それはイネ科植物による花粉症かもしれません。

国民病とすらいわれるスギ花粉症についてはよく知られていますが、イネ科植物による花粉症は十分に認識されているとは言えないのが現状です。イネ科植物にはさまざまな種類があり、イネといってもお米がとれる稲の花粉だけではありません。初夏のイネ科花粉症の主たる原因は、カモガヤ、オオアワガエリです。いずれもいわゆる帰化植物で、明治時代に牧草として北海道に導入されたのですが、繁殖力が強いため雑草として全国に広がりました。カモガヤやオオアワガエリの花粉の飛散範囲は、スギやヒノキとは異なり、数十m以内ですので遠く離れていれば影響は大きくありません。しかし、直接触れてしまったり、近距離で大量の花粉に暴露されると、花粉症の症状が強く出たり、肌荒れ(花粉皮膚炎)を起こすことがあります。また、スギ花粉症よりも目のかゆみ、充血など、アレルギー性結膜炎の症状がより強い傾向にあります。花粉への暴露を減らすために、イネ科植物の生息地をなるべく避け、外出時はマスクやメガネなどの対策をしっかり行うようにしましょう。

心当たりがある方にはアレルギー検査をお勧めします
この時期(初夏)にくしゃみ、鼻水、鼻閉、眼の痒み、肌の痒み、咽頭の違和感や空咳などの症状に悩んでいる方には、一度アレルギー検査を受けることをお勧めします。
当院ではスギ、ヒノキはもちろん、カモガヤ、オオアワガエリを含む、アレルギーの原因となることが多い39項目を1回の採血で調べることができます。原因となっている植物が判明すれば、飛散状況に応じて適切な対策ができます。早めの対策で、花粉の時期を少しでも快適に過ごして頂ければ幸いです。

ひこぼし通信

GWが明け、クリニックの庭が賑やかになりました。特に今年は多くの品種のバラが一斉に開花し、色彩が豊かです。5月の陽射しに映えるオレンジの「サハラ‘98」(写真左)、鮮やかなショッキングピンクの「パレード」(写真中央)、清廉な白の「アイスバーグ」(写真右)、凛とした美しさを誇る深紅の「還暦」など、華やかなバラの競演が楽しめます。
花は、見る人の気持ちを和ませてくれます。そして、過ぎ去りし日々の追憶、今は逢えない人たちへの思慕、まだ見ぬ明日への希望と不安など、こちらの様々な想いを受け止めてくれます。
ただ、今は花を愛でることが出来る平和な時間にひたすら感謝です。